今秋カンボジア彩色図鑑は、写真企画展「今日はハレの日 明日はケの日」を開催します!雰囲気抜群のモダンな京町屋に飾られた、どこか懐かしいカンボジアの笑顔にぜひ会いに来てください。
【期間】2014年9月27日(土)~10月2日(木)
【時間】10:00~18:00(最終日は17時まで)
【場所】町屋ギャラリーbe京都2F
【料金】入場無料
【テーマ/コンセプト】
「カンボジアといえば、アンコールワット」そう思ってはいませんか?
また、私たちにとっての「非日常」、すなわち「貧困、地雷、危険」が、カンボジアの「日常」である。そう思いこんではいませんか?
荘厳な遺跡はもちろん素晴らしいものですが、それがカンボジアの全てではありません。
そして「貧困、地雷、危険」といったイメージは、外国人が作り上げた産物でしかありません。
実際のカンボジアに流れる時間は、平凡で退屈な、でも私たち日本人にとっては驚異的であったりセンチメンタルであったりする「ケ」の日常。
そして年に数回、誰もがちょっとワクワク・ソワソワ、オシャレをばっちり決めて祖先や神に感謝する「ハレ」の日々であるのです。
フォーカスには物事を増幅させる力があるといいます。それならば、私はカンボジアの正しい「日常」と「非日常」を照射していきましょう。
それはきっと、貧困や地雷に焦点を当てることよりも、ほんとうのカンボジアを人々の心に根付かせることができる。そう信じているのだから。
【展示内容(予定)】
・写真パネル展示(日常の働く様子から祭礼行事まで)
・ポスター展示(地方の特色・民族宗教状況等)
・托鉢グッズ、伝統的衣装、カンボジア将棋等の展示
・カラオケ等の映像紹介
・カンボジアの食紹介
・カンボジア語の書籍紹介
・写真集およびブックレットの販売
【企画者紹介】
ウスキサヤカ
元ライブラリアン&アーキビスト。1年のカンボジア留学の後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科入学、修士号取得。同大学総合博物館・博物館研究員を経て、現在「カンボジア彩色図鑑」主宰。写真家ではなく、写真”記録”士(フォト・アーキビスト)として、変わりゆくカンボジアに寄り添っている。
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トップバナーのデザインは、私の敬愛するベトナム料理家・伊藤忍さん、およびベトナム写真家・福井隆也さんの共著『ベトナムめしの旅』のオマージュです。『ベトナムめし楽食大図鑑』もよろしく!