祈りの風景が大好きで、旅先ではいつもその現場を追い求めている私。いや、むしろ祈りの現場を求めて、渡航先を決めていると言っても過言ではありません。
メインは東南アジアのイスラームですが、今回の旅のターゲットはもちろんバリ・ヒンドゥー。しかもタイミングのいいことに、旅行中バリ島一規模の大きいブサキ寺院でオダラン(寺院祭礼行事)が行なわれているとのこと!バリ人同様、私もクバヤ(バリの正装)に身を包み、祈りを捧げるべく当該寺院へと向かいました。
訪れたのは夕暮れ迫る時間帯。傾きかけた陽が、ブサキ寺院と参拝に訪れた人を暖かに照らし出します。
人々が頭に乗せて運んでいた、寺院への供物カゴ。この中にお祈りに使用するチャナンが入っています。
このチャナンを前に、男性はあぐら、女性は正座で地面に腰をおろし、スピーカーの放送に合わせて祈り捧げていくのがバリの流儀。
ブサキ寺院のような大規模寺院であると、オダランは昼夜を問わず行なわれるとのこと。今夜のガムランの演奏も、夜通し空に響き渡るのでしょうか。
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