カンボジア彩色図鑑

地方の魅力をひとまとめ!カンボジアの美しい風景

top-local@面白いのはやっぱりローカル!?魅力いっぱい、見どころ満載。そんなカンボジアの地方の様子をまとめました。カンボジアをより深く知るために、または次の旅行計画のおともにどうぞ。




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1.メコン河沿岸地域
2.山岳&海岸地域
3.国道5号線&北部世界遺産


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メコン河沿岸地域

コンポンチャム

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プノンペンからバスで3・4時間。便数が多いので肩慣らしとして訪れやすい町・コンポンチャム。10月以降の乾季に訪れると、バンブーブリッジがあなたをお出迎えしてくれます。

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橋を渡った先は、輝く緑に囲まれた夢の島。

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メコンに沈む夕日もまた、心を揺さぶられるほど美しい。

クラチェ

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メコン河イルカの生息地として有名なクラチェ。でもチョコっと頭や背びれを出してくれるだけで、全身を拝めることはなかなかないんですよね~。

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本当にこの程度。

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それでも外国人は必死の形相でイルカを激写し、それを通りすがりのカンボジア人が橋の上からのんびり眺める。

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「人生って滑稽でバカバカしくって最高だな~」って思うには、もってこいの場所であります。

ストゥントレン

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カンボジアからラオスへ抜けるポイント。そのためか欧米系の長期旅行者が多く訪れている気がします。ラオス国境近くの滝が見どころ(らしい。行ったことないけど)。

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バイタクのお兄さんにはメコンブルーにつれていかれたけれど、個人的にはここのムスリムコミュニティーが興味深かった!

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山岳&海岸地域

ラタナキリ

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タイのカレン族やベトナムの花モン族だけではありません。カンボジアにもいわゆる山地少数民族が住む地域があります。

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そのひとつがこのラタナキリ。プノンペンからは、バスで10~12時間程度。道路が整備されたので、簡単にアクセスできるようになりました。

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エスニックツーリズムだけでなく、宝石採掘の現場などの見どころもたくさん!

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変化が激しい地域のひとつなので、早目の渡航をおススメします。

モンドルキリ

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もうひとつの少数民族地域がモンドルキリ。

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美しい高地の山々、雄大な滝、そして(第五の脚を持つ!?)象と共に暮らす少数民族。なんともいえない牧歌的風景がここにはあります。

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ただし訪問時期には要注意!モンドルキリは日本でいう軽井沢みたいな人気の避暑地。うっかりGW的連休に訪れようものならば、宿が取れないという悲劇に見舞われます…(モンドルキリの夜は寒いよ~)。

シアヌークビル

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山の次は、やっぱり海でしょ!あまり海のイメージがないカンボジアですが、南西部の地域はタイ湾に面した海岸地帯となっています。

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中でもシアヌークビルは、カンボジア随一のビーチリゾート。外国人も地元の人も、まったりのんびり思い思いに休日を楽しむ、その自由すぎる感じがたまらな~い!あなたも紺碧の海と白い砂浜に身を横たえ、新鮮な海の幸を頬張りながら、しばし日常を忘れてみませんか?

カンポット(コンポート)

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もう何度通ったか分からない。私の大好きな町カンポット(なぜならチャリで行ける範囲にモスクがわんさかあるから!)

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ボーコー国立公園などの観光スポットも点在していますが、個人的には塩田&水田散策がおススメです。

ケップ

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モニュメントが示すとおり、ケップは蟹を食べに行くところ。カンポットから25キロ程度なので、日帰り蟹ツアーも可能です。

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私は凄まじい暴風雨の中訪れましたが、海産物三昧に何の支障もありませんでした♡

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晴れると綺麗な海の色を楽しめそうですね。また行きたい!

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国道5号線&北部世界遺産

コンポンチュナン

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ここも私の大好きな町。バス、乗合タクシー、そして自転車で(片道90キロ自走しましたよ~)何度も何度も訪れました。

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水上マーケット、水上集落、ムスリム、陶器づくりの現場等々、写欲が刺激されまくって大変です!民族構成にもゾクゾクするんですよね~。

バッタンバン

カンボジア第二の都市バッタンバン。宿は安くて清潔だし、ネットはサクサクつながるし、プノンペンより快適かもしれません。
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バンブートレインを楽しむもよし。

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遺跡やこうもり寺を訪れるもよし。

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チャリンコでフラフラして、カンボジアの暮らしをのぞいて見るのもよし。

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ただし、黒いおじさんへのご挨拶だけは、お忘れないようお願いします!

パイリン

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タイ国境の町・パイリン。ここはまた、宝石の町としても有名です。

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そしてなぜだかミャンマー式のパゴダもあったりします。

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パイリンっ子の一押しは、山で滝を眺めながらのんびりすることだそう。暑い季節なら最高だけど、極寒で雨降りはキツかった~。

アンロンベン(オンロンヴェーン)

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ウッドーミエンチェイ州の町・アンロンベン。ここにはポル・ポト派最後の拠点として有名です。

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ポル・ポトの墓、クメールルージュの参謀総長だったタモクの家などがあり、負の歴史が観光資源に変わるという、現代カンボジアの空気を肌で感じることができます。

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私が訪れた2009年はただただ殺伐とした町でしたが、2013に車で通りかかったところビックリするくらいに発展していました。なんでも巨大カジノが建設されたとか。2009年に時機を逃さず訪れておいてよかった!そしてまた検証に訪れてみたい町No.1であります。

※2009年の旅行記はこちらからどうぞ。

プレアヴィヒア

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カンボジアのもうひとつの世界遺産がある州・プレアヴィヒア。タイ国境に位置するプレアヴィヒア寺院は、カンボジアの2000リエル紙幣にも描かれています(ただし2013年にカンボジア独立60周年を記念して新・2000リエル紙幣が発行されたため、この旧札は順次置き換えられるとのこと。残念!)

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「天空の寺院」の異名のとおり、地上は遥かかなた!そしてここもまた、変化の激しい場所のひとつであります。

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プレアヴィヒア寺院は、その帰属をめぐりカンボジア・タイ両国間で交戦・休戦が繰り返されている場所。そのため2009年に訪れた時は、周辺の村にも遺跡にもカンボジア軍が駐在していたのですが…

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2013&2014年はだいぶ長閑な雰囲気になっていました。それ以外にも、強制移住によってふもとの村が様変わりしていたり、道路や観光システムも整備が進んでいました。

カンボジア全土について言えることですが、やっぱり定期的に訪れることって重要なんですよね。そうでないと変わりゆく風景を目の当たりにする時機を逸してしまいます(それは私にとって非常に恐ろしいことです)

思い立ったが吉日、明日やろうは馬鹿野郎。あなたもこの記事にピンときたら、是非アクションを起こしてみてくださいね。延ばしのばしにしていると、あなたにとって最高のカンボジアを逃してしまうかもしれませんよ!

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この記事を書いた人

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ウスキ サヤカ

Yoga teacher RYT500 in Tokyo, Minimalist, Cambodia lover, Bali traveler & Nepal Beginner…

元図書館司書・京大博物館研究員。現在はヨガ講師を生業としながら、ブロガー・写真家として活動中。

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「旅するヨーガ食堂」とは?

旅、ヨガ、ミニマルライフをメインテーマに展開している、ブログおよび活動の総称です。主宰者がかつて暮らしたカンボジア、ヨガ&浄化に通っているバリ島ウブド、ハマりつつあるネパール、ニッポンのミニマルライフを、彩り豊かな美しい写真とともにお届けします。

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