ベトナムで”おなじみ”のものは、カンボジアでもたいてい”おなじみ”である。生春巻きもまた然り。
(ラタナキリ・バンルン市場2013)
私のバイブル『ベトナムめしの旅』でライスペーパーづくりの写真と記事を見て以来、いつかカンボジアにおけるその現場を押さえたいと切望していた私。2013年の旅において、ようやくそのチャンスが巡って来た。
願望成就の地は、カンボジア第二の都市・バッタンバン(Battambang)。プノンペンに次ぐ大都市とは言え、チャリで細道を走れば、そこにはローカルな暮らしが息づいている。こんな風景を目の当たりにしたら……そりゃもう、突撃訪問するしかない!?
お母さんがクレープの要領で皮を焼き、それを竹製の十字回転台に引っかける。
天日干しの後、ぱりぱりと網から剥がしたライスペーパーを、大きな竹籠に重ねてゆく。
可愛いお嬢さんがペーパーづくりの担い手となるのは、もう少し先の未来だろうか。
お手伝いにはまだ早いけど、邪魔をせずに大人しくしていたボク。えらいね。
私が旅をした6月は、カンボジアでは雨季真っ只中。スコールの度に天日干しの網を軒下に避難させたり、雨が上がればペーパーを再度干したり。なかなかに労力を要する作業のようである。
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2013年6月、私はカンボジア全土をめぐる旅に出た。カテゴリ「カンボジア一周2013」は、その旅の写真記録である。※この記事は4番目の記事です!
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