台湾初心者向け、お金と市内アクセスについてまとめます。
これを読めば台湾事情を何も知らなくても大丈夫!
とりあえず、はじめの1日を乗り切ることはできるでしょう(その後のことは、初日の夜に宿でどうにかしてください!)
目次
はじめての国への渡航って、結構いろいろ準備が必要ですよね。
空港から市内へのアクセスは?
現金はどれだけ用意すればいいの?
地下鉄ってどうやって乗るの?
物価は?安い?高い?
そもそも台湾の通貨って何だっけ?
ネットで調べれば全部書いてあることだけれど、渡航2日前に台湾行きを決意した今回のわたしには、それを調べる時間も余力もなかった!
あまりにも台湾事情を知らなすぎることに恐怖をおぼえ、当日に成田空港であわててガイドブックを買ってしまったほどでした(ガイドブックなんて買うの、20年ぶりくらいじゃない?)
インドもカンボジアもミャンマーも余裕なのに、韓国や台湾はこわいのです。交通システムが発達した国を旅行するのは、手続きがいろいろ面倒であまり好きじゃないんです。
そんな文明ポンコツなわたしが挑んだ、バックパッカー式の台湾旅行。
初日を乗り切る!をテーマに、超基本的なことをまとめました。「海外には慣れている、でも文明には慣れていない」という人も、これさえ押さえておけばひと安心?
あなたの台湾旅行のご参考になさってください✨✨
現地通貨のレートはいくら?
台湾の現地通貨は
台湾元
または
ニュー台湾ドル(NT$)です。
100元=100台湾ドルなので、あまり深く考えずに好きな通貨単位で呼べばOK!お店の価格表示も、ドルだったり元だったり、お店によってまちまちです。
2019年7月現在、レートは
1元=3.5円
両替手数料やATM引出し手数料を入れて計算した場合、1元=3.6円が妥当な金額でした。ドル元表示に3,6をかけると日本円になるという計算です。
どのくらい両替すればいいの?
わたしの場合、だいたい2万円分を現地通貨にかえました。
・空港で1万円両替(2,777元ゲット)
・海外ATMで3,000元引出し(10,800円相当)
つまり2泊3日の旅行中
手元にあったのが約6,000元。
2泊分のホテル代1,600元と初日のマッサージ料金1,800元、合計3,400元を現金で支払う必要があったのですが、それを差し引いてた2,600元で旅行しても十分に余裕がありました。
とりあえず空港では3,000元くらいを確保すればよいのではないでしょうか?
※両替ならば11,000円を両替
これだけあれば、空港から中心部への交通費(150元)、初日のごはん代(55元〜)、老虎堂のタピオカミルク代(55元)は余裕でまかなえます。現金支払いのマッサージ(1,800元)を突然受けても大丈夫。初日のお財布事情はひと安心です。
※物価については後ほど詳しく紹介します
その後は様子を見ながら市内のATMで必要な分だけ引き出すことをおすすめします。
現地通貨はどうやって手に入れる?
現地通貨は、海外ATMでの引出しがベスト。わたしはジャパンネット銀行のキャッシュカードを利用しました。空港でも市内でも、どこにでもATMあるので手軽に引出すことができます。
利用するATMは、台湾銀行(臺灣銀行)のものをおすすめします。わたしの場合なぜか台湾銀行以外だと引出しが上手くいかず、非常に焦りました💦(あせって思わず空港で両替をしてしまった…)
台湾銀行のATMは桃園空港にも設置されています。入国してすぐの場所ではなく、MRT方向・フードコートへ向かう廊下にあるので、あわてずにそちらで引出してください。
台湾の物価は?高い?低い?
台湾の物価は、ホテル・ごはん・交通費は安い、スパやマッサージ料金は高いといった印象です。
物価の安いもの
・ホテル&ごはんは日本の半額?
・交通費は格安でないけど高くもない
・ホテルは1泊3千円以内の安宿あり(個室トイレシャワーつき)
・ローカル食堂ならば、ごはんは1食200〜300円ほど
・有名店のタピオカは200円くらい
・地下鉄の初乗りは20元(70円くらい)
・1日乗車券は150元(540円くらい)
※これら安価なものは、たいてい現金払いです。クレジットカードは利用不可なのでご注意ください。
物価の高いもの
・マッサージ系は全般的に高い!!
・足つぼは夜市30分1千円
・有名店だと40分2千円くらい
・へそ灸は90分2万円超え
・リンパやアロマトリートメント系は、60分7千円・120分9千円くらい
マッサージについては、バリのスパ感覚でいると正直泣きをみます(バリのローカルスパなら90分2千円しないもんな〜)。
しかも気持ちの良さはバリニーズマッサージの方が格段に上だという…好みの問題でもありますが。
唯一の救いは、高価なのでカード払い可のスパが多いというところでしょうか?せっかくの台湾旅行、手持ちの現金を気にせずに、スパもバリバリ開拓しましょう!
ここまでのまとめ
・台湾の通貨はドルと元
・1元=3.5円
・初日は3千元を入手せよ
・引出しは海外ATMで
・台湾銀行のATM推奨
・宿、ごはん、電車は安い
・マッサージは高い
空港から市内までの移動は?
入国後は、台湾の地下鉄・MRTを使って台北市内へ移動しましょう。
台湾桃園空港と市内中心部は、MRT桃園空港線でつながっています。とりあえず終点の台北車站(Taipei Mein Station)を目指せばOK!
乗車時間は36分、運賃は片道150元。
このコイン式の「トークン」が、片道切符になります。
切符の買い方がわからなくても大丈夫!空港駅の切符売り場には、専用のベストを着た案内人のおじちゃん・おばちゃんが待機していて、満面の笑顔でおそろしいほどテキパキと、切符の購入を助けてくれます。
(「どこへ行きたい?」「台北メインステーションでいいのか?」「日本語表示のボタンはこれだ」「お金はここに入れろ」などなど、すべての手続きを代行してくれました。謝謝!)
あとこれ、すごい重要情報だと思うんですけれど、MRT桃園空港線は車内で無料Wifiが利用できます!!(写真はそのログイン画面のスクショ)
つまりわたしのようにSIMカードを買わず、ポケットWi-Fiを持ち歩かない人間でも、北京市内への移動時間をつかってマッサージのネット予約ができちゃうのです!!
空港のWifi使ってラインで予約を入れたはいいけれど、返信がこないままMRTに乗っちゃったので…大変助かりました!ホテルの場所も再確認できるし、本当にありがたい。
桃園空港線
弾丸トラベラーの強い味方です!
空港線と他のMRT駅はつながっているの?
Q. 桃園空港線の終点・台北車站は独立駅なのか?赤色青色路線の台北車站とつながっているのか?徒歩で乗り換え可能なのか?
A. 徒歩で乗り換え可能です。改札を出たらわかりやすい案内表示があるので、それに従って歩けばOK。ピンクラインから赤色青色ラインの駅までは、徒歩5-10分程度。JR東京駅から東京メトロ大手町への乗り換えと同じようなイメージです。
・・・
これも渡航前にはよくわからなかったことの一つです。
「終点まで行ったはいいけれど、そこから先はどうするの?」
「このピンクラインの駅、どこともつながっていないんだけど!?」
「よくわからない町を、荷物抱えてウロウロするなんて、体力消耗するから絶対にイヤ!!!」
はい、すべて杞憂に終わりました。
空港線は他のMRT駅と徒歩で乗り換え可能だったし、地下道でつながっているので、地上に出て体力消耗することもありませんでした。
またメインステーション周辺は道や建物配置もわかりやすく、地上からアクセスしても問題ありませんでした。
・・・
インドやカンボジアの場合、空港からバイタクやトゥクトゥクを手配して、そのまま町や宿に連れて行ってもらえばいいからね。事前準備がなーーーーんにもいらなくって、楽なんだけどね。
交通システムが発達している国は、わざわざそのルールを事前に勉強しなければいけないのが、本当に面倒くさい!!!
わたしが台湾を避けていた理由のひとつは、ここにあります。
文明こわい、面倒くさい。
でも台湾のMRTは、そんな非文明的なわたしをしても利用しやすい、ユーザーフレンドリーで優秀な交通システムでした。
台湾初心者が使いやすいフリーパスは?
チャージ式、1日券、24〜72時間券など、台北MRTにはお得なきっぷやフリーパスがいくつかあります。
旅行を終えた今ならば、賢く選択することができますが、はっきりいって台湾初心者はどれを選べばよいか分からない!!
そんなあなたは、一番無難な「MRT1日乗車券」を購入しましょう。1枚150元で1日乗り放題、チケットは駅の窓口で購入可能です(「1day passがほしい」と伝えればOK!)
旅行中は、お灸・マッサージ、ショッピング、モスク訪問、夜市散策と、結構あちこち動き回ったので、この乗車券が大活躍!はじめての台湾旅行で、目的が市内散策ならば、これで十分だと思いました。
最終日は1日乗車券を買わずに、普通きっぷ(トークン)で対応。改札に入るときは、プラスチック製のトークンをIC読み取り部分に近づけて…
目的地に着いて改札を出るときは、トークンを回収穴の中に投入します。
プラスチック製のトークンは繰り返し使えるので、日本のきっぷのように破棄対象とならずゴミも出ません。なかなか考え抜かれた優秀なエコなシステムですね!
MRTを乗りこなす頃には、あなたの台湾への親近感も、グッと増していると思います。
台湾必携の持ち物は?
最後になりますが、持ち物についてのtipsを2つご紹介します。
① 台湾はコンセントの変換アダプタが不要です。スマホの充電ケーブルなどを、そのまま差し込むことができます(カンボジアと同じですね!)
ミニマリストとしては、荷物がひとつ減るので嬉しい限り。間違えて当日あわてて空港で購入しないように、お気をつけください。
② 安宿に泊まる人は、東南アジア・南アジア必携の室内履きビーサンを持参しましょう。ホテルでの快適度がグンと上がります!
これは最後まで持っていくかどうか悩んだモノだったけれど、やっぱり持参して正解でした!シャワーを浴びる時、これがないと足裏が不快だったと思います。
その他の持ち物は、一般的な海外旅行と同じでOK!パスポートと海外ATM対応のキャッシュカードを携えて、華麗に台湾へ飛んじゃってください!!
後半のまとめ
・MRT空港線で台北駅へ
・片道36分・150元
・車内はフリーWifiあり
・台北駅から他のMRTへの乗換可能
・MRT1日券は150元
・変換アダプタ必要なし
・室内履きの持参推奨
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