カンボジア&バリの旅から帰国しました。まずはサクッと、カンボジア・パトロールの概要を綴ります。
旅のはじまり
1年ぶりとなるカンボジアパトロール。出発がAirAsiaのフライトキャンセルから始まったので、かなりドタバタな感じになりました(-_-;) 結局いつものプノンペンIN・OUTは諦めて、シェムリアップIN・プノンペンOUTにすることに…。
でもそのおかげ(?)で久しぶりの遺跡観光を楽しめたし、素敵な宿にも泊まれたし。まあ、良しとしましょう。
ちなみに関空からプノンペンまでのフライトは、
片道1万5千800円!!!
日によっては1万3千円代もありました!こんな値段を提示されたら、そりゃ飛ぶしかないですよね。
※なお現在もAirAsiaはセールを行なっています。来年の6月のチケットでよければ、関空・バリが往復3万1千円!!休みに自由が効くかたは、お試しあれ~
旅のルート
カンボジアの入国地点シェムリアップからは…
シェムリアップ
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オンロンヴェーン(アンロンベン)
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プレアヴィヒア寺院(スラアエム)
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コンポン・トム
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コンポン・チナン
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コンポン・サウム(シハヌークビル)
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コンポート(カンポット)
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コンポン・チャム
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プノンペン、というルートでカンボジアを巡りました。
純粋な”旅”としては、コンポン・トムからコンポン・チナンまでの川下りが楽しかったかな。
ギュウ詰めの小舟で、カンボジア人と一緒に6時間の旅。さすがの私もまだ経験がありませんでした。
(ちなみにその他の交通手段はバスと乗り合いタクシー。タクシーは、運転席にも助手席にも2人ずつ座るのが、カンボジアン・スタイル!)
ビーチリゾート・シハヌークビルは、モスク調査のために行ったはずなのに…。潮風があまりに気持ち良くって、ほとんどビーチで寝ていました。束の間の休息…。
そして、やっぱり「大好きだ~~~!!!」と再確認したのが、コンポン・チナン、コンポート、コンポン・チャムの3都市。
モスク&ムスリムポイントであるところと、自転車でローカルな生活の現場(田んぼ、村、畑、塩田等)にアクセス可能なところが、タマラナイ…!!昔から私のお気に入りなのです。
今回も、田植えから結婚式&埋葬の現場まで、貴重な瞬間に立ち会わせていただくことができました。
毎度思うことですが、旅の出会いって本当に奇跡的。「カンボジアのことを、もっともっと深く知りたいっ!!」とギラギラ狙っていると、運が舞い込んで来るのかもしれません。
旅の雑感&決意
最後に旅の雑感と決意表明をつらつらと。プノンペンに戻ってきて書き出した当時のメモを、そのまま転載します。
プノンペンに戻っくるとやっぱりホッとする。安心する。そして、みすぼらしい格好をしている自分を少し恥ずかしく思う。
カンボジアでは自分の衛生・不衛生を感じとるスイッチを、意図的にオフにして過ごしている。ここでは日本の衛生概念など、意味をなさないから。
カンボジアは大好きだけど、やはりいつも少し気を張っている。無理をしているわけではないけれど、日本と同じ気安さとはいかない。ある意味日本よりも気楽なところは多々あるのだけれど…。その点バリはそういった緊張感がない。衛生環境がカンボジアよりも数段上なので、リラックスして臨むことができる。
衛生、不衛生、埃っぽさ、ゴミ、塵、糞尿、不潔、暗くて怖い何か。そんなカンボジアの側面が、私に緊張を強いている。けれども、そんな中にあるからこそ、人びとの笑顔がより一層力強く感じられる。そんな中にあっても、変わらない人びとの営みが、私を惹きつけて止まない。
吐き出す作業はプノンペンのような落ち着いた場所じゃなくては、なかなかできない。旅の途中は、写真のチェックだけで精一杯。何度部屋の電気を付けっ放しで寝落ちしてしまったものか…。
プノンペンは大都会。ここに住んでいる限り、本当のカンボジアを知ることは決してできない。地方を巡ると分かる、カンボジアの産業、人びとの営み、天気とともに暦とともに生きる暮らしぶり。プノンペンに戻ってくると、その感覚がスパッとなくなってしまって怖い。今朝までコンポン・チャムにいたのに、あそこでローカルな暮らしとともにあったのに。その感覚がなくなってしまう。
地方を巡ることで、カンボジアが見えてくる。去年の旅は、「住んでいたから出会えた風景があった」ということを強く感じ、1年間の滞在を懐かしく思い返したけれども、今年は「旅をしないと見えない風景に多々出会った」と感じた。たぶんそれは、1年の滞在中は雨季の時期に旅をしなかったから。7月から9月は、まだカンボジアの暮らしと学校に慣れるので精一杯で、週末旅をしようなんて思わなかったから。
季節の移り変わりを、細やかに感じていきたい。それは、日本にいても、カンボジアにいても変わらない。その時しか出会えない風景、旬の食べ物、祭礼行事。そのようなものを撮り続けて、カンボジアとともに生きていきたい。
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