濃密すぎる2日間で、どっぷりネパールに浸った感のあるわたしたちですが…
実はあれらは全て前座!メインイベントはこれからなんですよーー!!!
今日からいよいよトレッキングに挑戦です!
(写真は登山道入り口の売店で、めっちゃカメラに写りこんでくるお兄さん😂ネパールじんはやっぱりパリピ?)
トレッキングメンバー
✨🐰Happyミオと愉快な仲間たち🐵✨
クリシュナ:ネパール人トレッキングガイド。英語ペラペラ。言い訳をするときは特に流暢になる。特技は葉っぱを上まぶたにつけること。
サヤカ:このチームのボス(とガイドに言われた)&金勘定に命をかける女。毎日ネパール・ルピーのメモと計算を繰り返して、吐きそうになった。っていうか吐いた。
ミオ:頑なにトレッキングポールを拒むオンナ。ネパール人をして”Mio is always happy!”と言わしめた、ハッピーピーポー。ネパール帽がガイドやポーターからやたらと人気。
トレッキング日程&コース
日程:11/10-13(3泊4日)
コース:ゴレパニ・プーンヒルトレッキング
宿泊地:ウレリ、ゴレパニ、ガンドルック
ナヤプルからゴレパニ・プーンヒルを目指し、タダパニ・ガンドルックを経由してキムチェに戻るルート。キムチェからはバスでポカラへ帰ります。
旅の始めはローカルバスで!
ポカラから登山口のナヤプル(nayapool/nayapul)までは、車で1時間半ほどの距離。ガイドさんがゲストハウスから同行してくれるということなので、タクシーではなくローカルバスで向かうことにしました。
節約はもちろんだけどね、
わたし、ローカルバスやバスターミナルの雑多な感じが大好きなんですっ!!!
旅をしている実感がわき、テンションが上がりまくるわーー。ついでに野良牛の登場にも盛り上がりまくるわーーー。
牛なんてカンボジアで飽きるほど見てるのに、、、ネパールだと嬉しくなるから不思議なものです。
出発前には揚げドーナツで腹ごしらえ。
このドーナツ、熱々さっくさくで本当に美味しかった〜💕✨✨
ミオ様もおもわずこの笑顔。とても30分前まで、ゲストハウスで朝食モリモリ食べていた人とは思えません😂😂
途中の写真が全くなくって何ですが…
バスはわたしの予想の10倍くらいの険しい山道を越えて、ナヤプルに到着。乗車時間は1時間半くらいだったかな?
ニコニコヘラヘラするミオ様を後ろに従え、いざトレッキングに出発です!
順調なスタート〜村の様子に心が踊る〜
ナヤプルは、山と田畑に囲まれた小さな集落。ここを起点に4・5時間歩き、標高2100mのウレリを目指します。
日差しも十分にあり、絶好のトレッキング日和!知らず知らずに心が躍ります。
新婚旅行か!っていうほど仲良しなふたりの様子が微笑ましく…
途中、ひとびとの暮らしに触れられるのも、目に楽しい。
カンボジアで飽きるほど見ている牛の田おこしも、ネパールで見るとまた新鮮に感じるから不思議なものです。
平坦な砂利道をしばらく歩くと、最初のチェックポイントに到着。
(おばさまの書類さばきの速度に見惚れました…!)
(ちなみに登山の許可証の持参を忘れると、めちゃくちゃ面倒らしいので、絶対に忘れないようにしてください!!)
書類のチェックが終わると、いよいよ本格的なトレッキングの始まりです。画面左手側、ゴレパニ方面を目指します。
といっても、引き続き歩きやすい砂利道だったり…
お花の咲く気持ちの良い小径だったりするので、まだまだ余裕。
ちびっ子とだって、遊んじゃうもんね!
体力に余裕があるうちに、本日のランチタイム。魚のダルバードをいただきました(ポテトがめちゃめちゃ美味しい!)
ミオ様も山のお味にご満悦の様子。
しかしミオ様、この時飲んだのは、たしかチャイだったはずですけれど…?
どう見てもビールを飲むおっさんにしか見えないのは何故かしら?😂😂
我らの行く手を阻むもの…地獄の石段と黒い雲
でもね、調子が良かったのもここまでです。
ランチを終えて再び歩き出したわたしたち。
その眼前に広がるのは…
どんよりとした黒い雲!!
天候が、なんだか怪しくなってきましたよ〜
途中の道ではお祭り用に設置された竹製の巨大ブランコがあったけれど、ミオ様がめっちゃやりたそうにしてたけど、ここは心を鬼にして完全無視して先を急ぎます。
ポツリポツリと雨粒も当たるようになって、わたしの頭の中は完全にパニック状態。
(毎日同じ服の予定なのに、着替えなんて1枚もないのに、雨に降られたらどうしよう…。明日から着るものなくなっちゃうよ…。)
(さっきまでの日差しはどこにいったの!?乾期だからって油断したよー😭😭)
(っていうかわたし、日本からザックカバーを持参したのに、なんでゲストハウスに置いてきちゃったのーーー!!)
パニックが収まらぬ中、本日の難所に差し掛かるわたしたち。
ウレリ名物・地獄の石段の登場です。
ええ、ええ、体験記を書いた皆様が口を揃えていっておりました。「ウレリの石段は超キツイ」と…。「写真を撮る余裕なんて全然なかった」と…。
ハイ、全くもって
その通りでした!!!
ウレリの石段は、死ぬほどキツかったよーーー!!!
さすがに足が震えるとか、太ももが上がらなくなるとか、そういう不調は出てこなかったけれど、中盤を過ぎると糖分不足なのか頭がクラクラして辛かった…(山価格のお高いコーラ飲んでなんとか乗り切ったけど!)
とにかく果てがなさすぎて、永遠に続くような道のりで、フィジカルよりもメンタルがやられます。相変わらず天候も不安定だし。
なので、トレッキングを終えた後手元に残った写真といえば、休憩中にヤケ気味で撮ったバカップルの写真と…
頭へろへろの中「山道の記録をしなきゃ…」とノーファインダーで撮った、この傾きまくった写真、ただそれだけでした…。
あともう1枚、歓喜の瞬間をとらえた写真!
「WAY TO ULLERI 5minute」
この文字がどれだけ嬉しかったか、どれだけ救われたか…!
時間にしてみると120分の階段攻めなんですけどね。ほんっっっとーーーーーに長くて辛かった。。。
最後の気力を振り絞って、村の階段を登り…
本日の宿に到着!
何とか辿り着きました〜
そして本当の地獄は夜訪れる…
到着後は「ローカルな生活の様子が見たい!」というわたしのリクエストに応えて、現地の人のお宅に突撃訪問!
室内もじっくり堪能できたし、写真も撮らせてもらえたし、もう最高!!いただいた水牛のホットミルクも美味しかった。
でもね、酔っ払ってもいないのにね、椅子から立ち上がる時によろけて、ミルク用の陶器のカップを割ってしまったんです。
「普段はこんな粗相絶対にしないのに…」
一抹の不安が胸によぎります。。。
そしてその不安はバッチリ的中!!!
夕食後、ベッドに横になってリラックスしていたところ急激な頭痛と悪寒に襲われるわたし。
「まさか高山病?」と念のために予防薬を飲んだところで、今度は強烈な吐き気やってきました。
やばい…!(吐く…!!)と、瞬時にペットボトルとティッシュペーパーを引っ掴み、共同トイレへ猛ダッシュ!!!
🚽…😱
🚽……😱😱
………😭😭😭
そうなのです、トレッキング初日の夜に、2ラウンド盛大に嘔吐するという大失態をやらかしてしまったのでした。
😭😭😭
手足は痺れるし、身体の震えが止まらない…
わたしの阿鼻叫喚ぶりに
さすがのミオ様も困惑気味。
まさかの下山!?途中棄権!?
果たして明日以降
トレッキングを続行できるのか…
結果はDay4レポをお待ちください…!